市場では甘〜いみかんが大人気ですが、ただ甘いだけのみかんじゃあ、
昔ながらのみかん通の玄人はなかなか満足しません。
昔からみかんが大好きで、
収穫しては欠かさず食べ続けてきたという熊本南部にお住まいのおばあちゃん(みかん暦70年)は自他共に認める、大のみかん通。
おばあちゃんに言わせれば、ほどよいな酸味と口当たりの良い甘さとのバランスがみかんの美味しさの秘訣であり、昔ながらの本物のみかんは酸味があるからこそ甘さが引き立ち、濃厚な味わいがするとのことです。甘いだけでは本当に美味しいみかんとは言えない、ということですね。
「スーパーで売っとるみかんは味が薄いけんね...」
そう言っていた、みかんLOVERなおばあちゃんに、【本当に美味しいみかんの見分け方】を聴いてきました。
美味しいみかんを選ぶ際にどうぞお役立てください。
Contents
特徴1.皮が薄くてハリがあり、表面にツブツブがある
皮が薄くて張りがあるみかんは、中身がギッシリつまっているため手に持つと見た目よりもずっしりと重いです。
また、皮の表面に小さなツブツブがあることもポイント。
こういった見た目のみかんはほぼ例外なく美味しいそうです。
皮が薄いため少し剥きづらいですが、一口頬張ってみると途端にプリプリと弾けるジューシーな果汁が口の中いっぱいに広がり、しっかりとした酸味が本来の甘さをさらに引き立ててくれます。
みかんはただ甘いだけではなく、しっかりとした酸味があってこそホンモン(本物)だとおばあちゃんは教えてくれました。
特徴2.程よく小ぶりである
「みかんは小玉が一番!」とまでは言っていませんでしたが、やっぱり小玉のみかんは味が濃くて甘いものが多いそうです。
味が濃くて甘いみかんを選ぶコツは、【手のひらに収まるぐらいのサイズ】がおばあちゃんのイチオシとのこと。
ちなみに写真のみかんについている黒い点々は"カンキツ黒点病"によるもので、見た目が少しだけ損なわれますが人体に害はなく、たとえ皮ごと食したとしても無害です。
詳細はこちらの記事にまとめていますので黒点病が気になる方はお読みください。
まとめると:美味しいみかんの見分け方
- 小ぶりである
- 皮が薄くハリがあり、やや剥きにくい
- 皮の表面にツブがある
- 見た目よりも重量がある
以上、農家歴70年のベテランおばあちゃんに聴く、美味しいみかんの見分け方でした。
おばあちゃん、これからも美味しいみかんをいっぱい食べて元氣に毎日を過ごしてくださいね。