食糧自給・ミニマムライフ
お金のかからない幸せ、見〜つけた!新規就農者の妻として〜丁寧に生きていく〜
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※本日の記事は主人に替わり、妻が執筆いたしました。

Contents

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幸せを感じるとき

あなたにとって『幸せを感じるとき』は、どんな時ですか?

美味しいものを食べたとき?洋服を好きなだけ買えたとき?
好きな事に一所懸命打ち込んでいるときにこそ、幸せを感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。

主人との出会い

主人と出会ったのは2013年の1月のこと。
福岡市の街のど真ん中で知り合いました。
私は医療関係のOLをしており、主人はバンドマンとして生きていました。
職業も暮らしも全くちがう二人でしたが、気が合ったことで、気づけば長い時間を共に過ごすようになりました。

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地球環境を守るための農業

そんなある日、突然、主人から、
「熊本で、地球の環境を守れるような農業をやる」と言われたときは、すぐに理解が出来ない状況でした。

主人は先に熊本へ行って同志とシェアハウス暮らしを始め、私は福岡市で仕事をしながら休日にアロマセラピストの資格を取るために学校に通っていました。
二人に共通するのは「自然が好き」なこと。
主人のいる熊本へ通い妻をしているうちに、熊本の大自然と清らかな水源に魅了されていきました。

そうして私も熊本で暮らすと決心し、主人と空き家を借りて住むようになりました。
蜜柑の収穫やその他の作業を自分なりに手伝いが出来ることを見つけてやっていくことにしました。

初めての蜜柑畑

はじめは畑の斜面を歩くだけでも疲れましたが、やっているうちに段々と体力がついていきました。当時は20代後半です。しかし田舎では70.80代で農作業をされている方も沢山いらっしゃるので、カルチャーショックというか、学ぶことが沢山あり、ある意味街中よりも刺激的でした。

これまでの街暮らしのように、既製品を気に入ったら買う、だけではなく、もしかしたら自分で作れるんではないか?などと創造的な発想をするようになりました。

主人からも、「田舎に来て随分たくましくなったね。出会った頃の君なら泣いているだろうに。」と言われるまでに。

変化していく生活スタイル

ほっかぶり帽にヤッケ、ネルシャツ、長靴は定番のスタイルになりました。

これまでは、大量消費や無駄遣い、そこそこしか気に入っていないモノを買う...とりあえず買う...街中にいるといつの間にか自分の心に対してきちんと向き合えていませんでした。

しかし、田舎の大自然と触れ合い、主人と一緒になり家族をもったこと。

これによってものすごく太い幹が心身に通ったのです。大地と繋がっているそのまんまの自分。

キャリアだの何だのと、プライドを持っていたのも、大自然と触れ合ううちにいつの間にか削ぎ落とされていました。

そのまんま、自然体が、心地良い。

一番お金のかからない幸せを見つけたとき

大地の声、植物の声、モノの声、自分の心の声、色々な声が聴こえてきます。
毎瞬毎瞬を生きている。がんじがらめの価値観や思い込みを捨てた、そのまんまの私の声が聴こえてきます。

「調子はどう?」と内なる自分に問いかけてあげる。するとこの上ない幸せと愛を感じられる。一番お金のかからない幸せを見つけたのです!

何を今すべきか、何を選ぶべきか、ひらめきが湧いてくるのです。

田舎の大自然と共に生きるようになり、当初の私では金銭的余裕はなくなったように感じていましたが、ていねいに暮らし、工夫するようになり、今では心の豊かさを得ました。

これは大自然が教えてくれました。蜜柑の木々が教えてくれました。
新規就農者の妻になって...そうですね、選んで良かった道だと思います。

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