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ごあいさつ
このページをご覧いただいておりますあなた様へ。
初めまして。ご縁をありがとうございます。
私たちは宗自然農園(そうしぜんのうえん)と申します。
このページでは、私たちのことについて紹介させていただきます。
どういう考えの、どういう農家なのか。
それを少しだけ知っていただくことで、
自然栽培の農産物をより一層美味しく味わっていただくことができると考えております。
また、私たちはお客様との心の距離の近い生産者でありたいとも考えております。
あなた様に喜んで食べていただける姿を想像するだけで嬉しくなりますし、
より一層農作業にも夢中にもなれます。
お忙しい毎日を過ごされていらっしゃるでしょうが、
もしもお時間が許されるのであればお買い物の前にご一読いただけますと幸いです。
プロフィール
【宗自然農園(そうしぜんのうえん)】
福岡市より熊本へ移住し新規就農。
温州みかん、キウイフルーツ、ハーブ等、オーガニック品質の安心・安全な農産物を直送いたします。
農薬や化学肥料に頼らず、自然の摂理に沿って育った農作物は、「これは・・・!」と、思わず目からウロコが落ちるほどに美味しいです。
私たちは、美味しく健康的な自然界の恵みをあなたの食卓へお届けいたします。
わたしたちのこだわり
酸味と甘さの黄金比率
私たちは、美味しく安全な農産物をあなたにお届けすることを一つの使命としております。
しかし、だからといって「美味しくするために行う栽培方法」を積極的には取り入れません。
それには1つ理由があります。
自然のリズムに任せ、植物たちを自然体のままに育てていくこと。
つまり、植物が本当に必要としている最低限のお世話以外は、ひたすら見守ります。
このように書くと、ものすごく楽な栽培方法にも聞こえるかもしれませんが、そう簡単には蜜柑は育ってくれません。
文字通り見守るわけですから、1本1本の木をよくよくつぶさに観察し、雑草の処理も病気のときも、薬剤にも肥料にも頼らず解決する知恵と力が必要不可欠になります。
はっきり言って地道で大変な作業の連続です。
しかし、そうした地道なお世話を続けていくことで、その植物にしか再現できないオリジリティとパワーに溢れる果実が実ってくれるようになります。
その食味は、糖度・酸度のバランスが良く、トロリと濃厚な果汁たっぷり。
果肉はプリプリと弾けるような食感です。
まさにこの蜜柑でしか発揮できない「酸味と甘さの黄金比率」という表現がピッタリと当てはまります。
農薬、化学肥料を一切使わない自然栽培という農法
宗自然農園では地球環境の保護を大切に考え、環境に優しく永続可能な農の在り方を研究・実践しております。
当農園では、農薬や化学肥料を一切使用しない農法である自然栽培で温州みかん「金の蜜柑」を育て、販売しております。
自然の営みがうまく廻るようお手伝いすることが私たちの役目であります。
◎農薬・化学肥料や防腐剤ツヤ出しワックス等は一切使用しません。
◎「動物の無益な殺生」をいたしません。
イノシシやヒヨドリ等、果実を食い荒らす獣害は必ず発生し、当農園として少なくない不利益を被りますが、自然界の恵みは人間だけのものではありません。
収穫量を安定させる為、必要最低限の措置は取りますが(例として、イノシシ対策にネットの設置など)それらの生命をみだりに奪うことはしません。
◎昔ながらの蜜柑の味、あるがままの蜜柑。
自然栽培で育った金の蜜柑は、はじけるような酸味の中にしっかりと甘さもあり、濃厚な味わいとなっております。
お客様からは、
「昔ながらの蜜柑の味がする」
「何十年も前に運動会で食べていた蜜柑を思い出すような懐かしい味!」
などのご感想を頂いております。
◎安心・安全なものを取り入れるということ
農薬や化学肥料を一切使用しない自然栽培で育ったみかんは安心・安全なものをお求めの方や、贈り物としても大変喜ばれております。
『金の蜜柑』の由来
『金の蜜柑』の木々の周りには「カランッ」と、凛とした音を奏でる竹林が自生し、竹林はこの山の地下の水脈が豊かであることを物語っています。
また、長年に渡り薬剤を一切投入していない畑の土壌には豊かな生態系が息づき、木々をしなやかに成長させてくれています。
ひっそりとした静かな山の中にある蜜柑畑。
自然の恵みをその身いっぱいに享受して『金の蜜柑』は今年も実ります。
秋になると太陽の光を浴びた果実が黄金色に輝きはじめます。
『金の蜜柑』という名前はこの光景から名付けられました。
自然栽培との出会い
2011.3.11 東北大震災の日
福岡出身の私は福岡にいました。
ニュースや情報を知る度にとてつもないショックを受け、悲しみと悔しさ、
自分自身のこれまでの価値観や生き方すべてが崩れさるような感覚に陥りました。
これまでのようには生きていくのは何か違う...何か自分に出来ることはないか...
それから自分が人様の為に何か出来ることはないかと模索し、
人間が生きる上での基本である「食べ物」をつくろうと思いました。
それが私にとって農業をやる。
ということでした。
農業をやるなら安心で安全なものをつくりたい、安心できるものを食べていただきたい!
しかも農薬や化学肥料を使わないで作物をつくれたらそれが理想だな...。
そのように思って、まずは熊本芦北の有機農家さんで研修させて頂くこととなりました。
その研修先の農場長さんから渡された一冊の本。
それは福岡正信さんの『わら一本の革命』でした。
この本を読んだ時に、理想としていた農業がすでに確立されていることを知り、
これならばやってみよう!と決心しました。
移住先の熊本での家探しから耕作放棄地の畑の契約にいたるまで、
色んなところを這い回りました。
沢山の方々の協力とご縁により、無事に棲家も畑も見つかり、その頃はまだフィアンセだった妻と自然栽培での農業をスタートさせました。
それからまたご縁が繋がり、自然栽培のご師匠さんと出逢い、アドバイスを受けながら自然栽培を続けることが出来ております。
自然栽培を始めて6年目の私たちの生産量はまだまだ多くはないですが、全国のお客様へお届け出来るところまで体制が整いました。
是非、雄大な熊本の大地で育った自然栽培みかんをご賞味くださいませ。