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切り上げ剪定の実際ー木を休ませ樹勢をつけさせ、連年結果をもたらす

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前回は無肥料でも、無農薬でも美味しいみかんが育つ切り上げ剪定について紹介しましたが、意外と疑問に思われていることが多いのが、

剪定はいつ、どうやればいいの?ということ。

剪定のタイミング次第では木を弱らせてしまったり、果実をつけるハズの新芽を切り落としてしまったりといった事件も考えられます。

そこで今回はみかんの木の適切な剪定時期や注意点などについてまとめます。

【目次】

  1. 弱剪定と強剪定
  2. 剪定の時期
  3. 必要な道具
  4. 弱剪定-枯れ枝を落として余分なアンモニアを抜く効果-
  5. 強剪定-収穫で疲れた木を休ませる効果-
  6. 開花期と夏の剪定
  7. 【優先度順】切った方がいい枝(切り上げ剪定の場合)
  8. まとめ

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弱剪定と強剪定

枯れ枝や小さな枝など、主に剪定ばさみで軽く剪定することを弱剪定、剪定ばさみに加えノコギリ、必要に応じてチェーンソーを使って太い枝なども切り落とすことを強剪定といいます。

 

 

剪定の時期

基本的に弱剪定はあまり時期を考えず、作業時に気がついたら行いますが、強剪定の場合太い枝を切り落とすためみかんの木に対する負担が大きいです。そのため、時期を考えて行う必要があります。強剪定の適期は1月〜3月頃までとなります。

 

 

弱剪定-枯れ枝を落として余分なアンモニアを抜く効果-

草刈りや摘果、収穫などの作業時は常に剪定ばさみをベルトにつけておき、枯れ枝や邪魔になる枝などを見かけたら適宜軽い剪定を行います。

この際必ず枝の根元もしくは節のすぐ先から切るようにします。

注意点

  • 枝の途中の中途半端な位置で切らないようにする
  • 切りすぎ注意(枯れ枝や今後枯れそうな枝のみを切るぐらいのつもりで行うとよい)

 

必要な道具

剪定に必要な道具はそんなに多くありません。

【最低限必要なもの】

  • 剪定ばさみ
  • ノコギリ(柄の部分が丸くなっているものがオススメ)

剪定ばさみについては安物ではなく、丈夫で切れ味が鋭いものを選んだほうがいいです。高い、安いといっても1000~2000円程度の差額なので作業性と耐久性を重視されることをオススメします。木の切り口も、鋭い刃物でスパッと切ってあげた方が傷の治りが早いです。

僕は普段ステンレス製で軽くてサビに強く、切れ味が鋭いこの鋏を愛用しています。

ノコギリは木工用ではなく、樹木の剪定に適した生木用がオススメです。

また、ベルトにかけれるようサヤ付きのものだと作業の邪魔にならず便利ですね。サヤにノコギリを収めるときにちょっとした男のロマンを感じることができるのもポイントです(笑)

【あれば便利なもの】

  • チェーンソー

少し値が張りますが、チェーンソーさえあれば1月〜3月の強剪定がものすごく捗ります。雑木を切るのにも役に立つし、薪ストーブ用の薪だって簡単につくれるし、DIYにも役立つもの凄いアイテムなのです。僕はamazonにてマキタの名器・片手で扱えるチェーンソーを注文しましたが、これが来たおかげで莫大な時間的自由を獲得しました(笑)30000円ちょっとぐらいでしたが、人件費や時間的コストを考えると圧倒的にコストダウンできるので大満足しています。

田舎では一家に一台チェーンソーがあれば完全無敵モードです(笑)

 

 

強剪定-収穫で疲れた木を休ませる効果-

温州みかんの場合、12月いっぱいまでに収穫してしまい、1月〜3月にかけて強剪定を行います。

ノコギリや場合によってはチェーンソーを使って大胆に剪定していきますが、やはり切りすぎ注意です。

強剪定ではまず

木についている葉っぱの全体量を見ます。

一度の強剪定で落としても問題ないとされる葉っぱの量は全体の10%〜20%程度までです。これを前提に、

太い枝を中心に枯れ枝、今後枯れそうな枝、邪魔な枝など、枝の様子をよく観察して切る枝を決めていきます。

弱剪定と同じく、必ず枝の根元もしくは節のすぐ先から切るようにします。

注意点

  • 枝の途中の中途半端な位置で切らないようにする
  • 切りすぎ注意(木についている葉っぱの量を見て、葉っぱを落としすぎないようにする。目安:10%〜20%程度まで)
  • 強剪定の適期は1月〜3月(温州みかんの場合)

 

開花期と夏の剪定

やらない方がいいです。この時期に剪定をすると、その年の実なりにかなりの悪影響を及ぼす可能性があります。

熟練の農家さんでもできる限りやらない方向で考えておられる方が多いです。

どうしても行う場合には、みかんの木の結果メカニズムについて熟知しておく必要があります。

ちなみに、みかんの開花期は4月中旬頃〜5月中旬頃です。

ネロリ(ダイダイの花から精製できる精油)などを精製する際はこの時期に花を摘みます。

 

【優先度順】切った方がいい枝(切り上げ剪定の場合)

※優先度3.4については葉っぱの全体量を見ながら切る。植物ホルモンの働きを考慮しない場合は無理に切らなくてもよい

  1. 枯れ枝
  2. 今後枯れそうな枝
  3. 下向きの枝
  4. 横向きの枝

 

まとめ

  • 弱剪定は一気にやるのではなく、木の様子を見ながら少しずつ行う
  • 枝の中途半端な位置で切らないようにする
  • 切りすぎに注意する
  • 強剪定は1月〜3月にかけて行う
  • 開花期や夏の剪定は基本的に行わない

以上、みかんの木の剪定についてでした。

無農薬や無肥料でみかんを育てる場合、特にこの剪定の良し悪しによって木の生命力が左右されますので、

家庭菜園でも本業でも、オーガニックなみかんを育ててみたい!という方も是非剪定を行ってみてください。

【木を元気にする魔法の剪定についてはこちら】

木を元気にする特別な剪定(せんてい)を行い、植物ホルモンの活性化をお手伝いしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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