食糧自給・ミニマムライフ
玄米は発芽させて食べることで100%のチカラを発揮する
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玄米食、最高ですよね。

玄米のスーパーフードっぷりは既に多くが語られていますが、身体に良いと聴いて実際に食べてみても、逆に体調が悪くなってしまったことってありませんか?

変に痩せすぎてしまったり、そもそも白米と比べてあまり美味しいと感じなかったり。

でも、それってもしかすると玄米の持つ本来のチカラを正しく引き出せていないだけかもしれません。

今回の記事では玄米の正しい食べ方を知ってもらうことで、あなたや大切なご家族の健康を守ってもらおうと思っています!

また、玄米を発芽させることがそもそも面倒臭いといったあなたのお悩みも解決できます!

私たち夫婦はこれまでの4年間ひたすらに玄米を主食に、菜食よりの食生活を続けていることで体力がつき、ハードな農作業にも長時間耐えられるようになりました!

夫婦ともに変に太ったり痩せすぎたりもせず、超健康優良な生活をキープできているのはひとえに玄米食のおかげさまだと実感しております。

玄米をもっと正しく。もっとお手軽に食べてもらうことで、あなたやご家族様が今よりさらに健康的になりますように。

Contents

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玄米にまつわる数々の伝説

我が家の健康に欠かせない玄米菜食

玄米は、いわずと知れたスーパーフードです。

その優れた特徴をここに書きたいのですが、薬事法への抵触を避けるため控えさせていただきたいと思います。

詳しく知りたい方は以下の書籍がとてもオススメです。

玄米は、完全食とも呼ばれる優れた特徴をいくつももつ食材です。
筆者としては、こんなに優れた食品は玄米を置いて他に知りません。

戦国時代には携帯した玄米おにぎりだけで、何日も戦地を渡り歩いたお侍さんのお話も現代に伝わっています。

現在では遠く離れたヨーロッパの地においても「マクロビオティック」として、理想的な主食=玄米という認識は世界的に広まってきています。

あなたが玄米を発芽させるべき3つの理由

このように、私たちの健康的なくらしに欠かせない重要な食材が玄米なんですが、なぜ人によって体調が悪くなったりしてしまうのでしょうか?

実は、玄米にはその食べ方に少しだけコツがあります。
それは、「発芽モード」にして食べることです。

①玄米の殻には毒素が含まれている

玄米は通常、固い殻に覆われていて、この殻にはアブシジンという毒素が含まれています。
これは穀物が子孫を残すために必要な成分ではあるのですが、人体にとっては紛れもない毒素なのです。
玄米で胃を痛めたりする方はこれを知らなかったために正しい食べ方をできていなかったためと考えられます。

②発芽モードになればアブシジンによるリスクは解消できる

玄米を発芽モードにしてあげることで、アブシジンによるリスクを解消できます。
発芽モードにするためには玄米を半日程度、水に浸してあげると良いです。
筆者の家庭では気温により夏場は12時間程度、冬場は24~48時間程度の間浸してあげるようにしています。ちなみに昔の人は前の日に洗って水に浸しておいて、一晩寝かしてから炊く、といった生活のリズムをつくっていたそうです。

③最高にバランスの良い栄養を美味しく摂ることができる。それが発芽玄米

白米に欠けていて玄米にあるもの。
それは胚芽です。白米は精製された時点で胚芽を失い、同時にお米としてのほとんどの栄養素も失ってしまいます。だから主食が白米ですと様々なおかずによって不足している栄養素を補う必要が出てきます。

しかし、玄米には胚芽が残っています。
白米は水に浸けてもふやけるばかりでもはや発芽しませんが、玄米は発芽します。
お米が生きていて、生命力に溢れている証拠なのです。

お米には本来、豊富な食物繊維をはじめとした多様な栄養素が備わっています。
玄米を発芽モードにしてあげることでその栄養素を余すことなく摂ることができるのです。
これで身体が健康にならないハズがありません。

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発芽させる時間が取れないときの裏ワザ

発芽前の玄米。美味しく食べるためにはコツがあります。

発芽モード玄米を食べることの重要性は分かっていただけたと思うのですが、この記事をご覧のあなた様は恐らく育児に、家庭内のお仕事に、または外でのお仕事に。何かと時間に追われているのではないでしょうか?

そうなってくるとついつい、発芽させること自体が面倒臭い・・・。いやいや、面倒臭くはないけど時間が取れない・・・!なんていう日もあるかと思います。

筆者たちもそういう日が多々あるから、そのお気持ち、よ〜く分かります。
そんなときに役に立つのがこの方法。

水に浸す時間が無いなら火のエネルギーを使うべし!

炒り玄米です。
その名の通り、玄米をフライパンで焦げ目がつかないようにサッと炒ります。
こうすることでも水に浸したときと同様、アブシジンのはたらきを抑えることができます。
さらに、風味も香ばしくなり美味しさもアップ!是非お試しあれ。

やり方

  1. 玄米を水洗いする
  2. 水を切り、熱したフライパンに投入。油は不要
  3. 焦げ目がつかないように強火で炒る。3~5分程度
  4. 天然塩を入れ、炊き上げる

上記の方法で健康的な玄米が炊き上がります。

玄米を100倍!美味しく食べるための3カ条

土鍋でふっくら炊いた玄米。小豆や大豆と一緒に炊いても美味しいです。

筆者自身は長年の玄米生活の影響か、もはや白米よりも断然玄米の方が美味しいと感じていますが、よく耳に入ってくるのが玄米は美味しくないというお声。

そんなお声にお応えすべく、美味しい玄米の食べ方をご紹介します。

①炊き方に氣をつかうべし!

美味しい玄米の秘訣は、まずその炊き方が基本になります。
電子ジャーで炊くよりも土鍋や圧力釜で火を使って炊き上げた方が当然美味しいですし、水の加減も重要です。火加減ははじめチョロチョロ・なかパッパという有名な言葉もありますね。

②天然塩・胡麻をふりかけるべし!

炊き上がった出来立てホヤホヤの玄米はそのままでも充分美味しいハズですが、物足りない方には天然塩もしくは胡麻を少量振り掛けて召し上がることをおすすめします。
玄米自体が持つ風味に、胡麻の風味がプラスされることでなんとも満足度の高い主食となります。
炒り玄米だとより一層香ばしさが引き立ち、美味です。
さらに、微量栄養素のミネラルの補給にもなり一石二鳥です。

③よく噛んでゆっくり食すべし!

繰り返しになりますが、土鍋や圧力釜を使って炊き上げた玄米は格別です。
電子ジャーで炊いてみて美味しくない、と思われた方はぜひお試しくださいませ。

玄米生活をさらに楽しむためのアイテム

土鍋

圧力鍋

ただ、いくら玄米が美味しく炊き上がったからって、早食いはやめてくださいね。
ゆっくり丁寧に咀嚼することで顎は強くなり、脳も活性化します。


さらに満腹中枢を刺激することで腹持ちもよくなるため、ダイエットをお考えの方にも効果的です。


また、現代では西洋から学んだ栄養学こそが正しい食事法だということがもはや常識ですが、東洋には元々、栄養学など存在していませんでした。

その氣になれば玄米と天然味噌のお味噌汁、天然塩さえ摂っていれば病気にもならず、健康的に生活できるというお話は有名です。

このビデオによれば放射能にも負けない身体づくりが可能になるとのこと。
長崎の原爆爆心地で被爆されたが、玄米食により無事に生還された70名の患者さんととあるお医者さんのお話です。

放射能汚染から命を守る最強の知恵[DVD] (<DVD>)

玄米は無農薬じゃないと意味がない?

玄米は先述の通り、殻に覆われています。胚芽もそのまま、まさにお米そのままの姿のまま食すことになります。つまり、栽培中の農薬による影響を直接的に受けてしまいます

農薬除去のアイテムもあるにはあるが・・・

最近では農薬を除去してくれる便利アイテムもあるようですが、やはりせっかくの完全食。できるだけ無農薬(更に言うなら無肥料)のものを選んで、その恩恵を最大限受け取っていただきたいと考えています。

都市型自給スタイルでお米を確保することも可能

一番良いのは一坪田んぼなどを自宅の庭やバルコニーなどに用意して、そこで自給して賄うことです。


とはいえ、時間的な制約や技術的な面からなかなかそうもいかない場合もあると思います。


その場合は、信頼できる農家さんからお求めいただくことが一番ですね。

まとめ:玄米は発芽させることで完全食となる。

ここに書いてある玄米との付き合い方を意識していただくことで、玄米はあなたやご家族様の大切な命を繋ぐ糧となります。最後に要点をまとめます。

玄米の食べ方まとめ
  • 発芽させることで毒性を除去できる
  • 発芽にかける時間が取れないときは炒り玄米にする
  • できるだけ無農薬のものを選ぶようにする

    以上のことを意識していただくことで玄米は本来の完全食としてのポテンシャルを充分に引き出すことができるようになります。是非、1日1食ずつでも玄米食を採り入れてみていただきたいです。

    きっと3ヶ月、3年と月日が経つ内に身体の調子が良くなることが実感できると思います。
    玄米の真なるスーパーパワーによって、あなたが今より健康的なくらしを過ごされていることを願っております。

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